奈子と淳1980年春の出会い昭和54の事だった。
奈子と淳が初めて知り合ったのは富山県高岡市
奈子と淳が初めて知り合ったのは富山県高岡市、
のとあるキャバレーだった。
客とホステスとして知り合った二人は、
すぐに、初めてとも思はず気軽に話していた。
淳は24歳だった。
ナンバーナワンホステス奈子
当時富山市のあるキャバレーで全店「ンバーナワン」だった奈子は
家族~逃げるため、同じチェーン店のある高岡市に
富山から、店長の送り迎いで、出勤していた。
富山から高岡へお客さんを呼んでいたのだ、
さすがに「ナンバーワン」奈子ファンが来てくれて、ここでもすぐ「ンバーナワン」
誰も物言えない、店長も「お姫様」
扱いだった。
ある日タクシーに乗ると、タクシーの運転手
「夜働いてると」お昼お客さんといろいろ付き合いするの
奈子「しない」
タクシー運転手「あぁかわいい顔してるものね」
でもお店では身長が高くてスタイルのよいホステスが
通ると「あの子個々のナンバーワン」でしよという。
そのあと奈子が指名で呼ばれ次の客に行くと、
奈子のお客には「ラッキー」さんがついてお相手してくれる。
奈子が戻ってくると「奈子ちゃんがここのナンバーワン」なんだってね、
さっきの子に聞いたよ・
客「すごいなぁ~俺「ナンバーワン」の子に指名してたんだ。
カウンターで奈子がコーラーを飲んでると
ねえ~ここの「奈子ちゃんってどの子」
奈子「奈子は私」
客はこの子このこ指名とボーイさんに。
そうやって、やってきた
奈子と淳は知り合った。
夜の街でも、奈子を知らずに声をかけるボーイは
潜りと言われたほどだった。
名前は一人歩きして夜の界隈では奈子本人を知らなくても名前は知っていた。
「ねえ。お姉さんうちの店で働かない」
すると先輩がだめだめ」というのである・
あれは有名な奈子ちゃんだよ。あの子引っ張ったら太陽観光の部長に怒られるぞ。
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